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コンパクトロッドの制作

観光目的の旅で、ちょっと釣りができたらなぁーとしばしば思うことがあります。
そのため、以前に英国シマノ製のTEXBXMTS27 を購入しましたが、この竿、自分の使い方では強度的に弱いようで、2度も折れてしまい使用を断念。
その破損原因を追求した結果、ブランクスの振出し接続部の加工精度がよろしくないことに起因する応力集中が原因であると思われました。
ちなみに国内市販品には心躍らせるロッドも見当たらず、コンパクト振出しロッドを自作することにしました。(数ヶ月に開始)
その素材は、昔々磯釣りをしていた頃に使っていたNFTのボロン翔磯4号にしました。
このロッドは、ボロンとカーボンを強度素材として融合させた当時としては超高性能ブランクスでした。
このボロンとはタングステンの極細線に硼素を付着させたもので、強度・剛性にすぐれ、航空機の可動翼や水平安定板、ゴルフのシャフトなどにも使用されています。

この貴重なボロンブランクスを最大限活用したロッドを制作することにしました。

IMG_0083s.jpg

仕舞い寸法を42cm以下にすべく、接合部の内径と外形を考慮しながら寸法取りを行い切断。
IMG_0080s.jpg

このボロンブランクスはカーボン繊維の中、あるいは内面の浅い位置ににボロンを配置してありました。
このボロンは非常に硬く切断にはダイヤモンドヤスリを使用しました。
通常のヤスリでは、なかなか切断できず、また切断部もかなり荒れてしまいカーボンの剥離を引き起こしてしまいます。ちなみにダイヤモンドヤスリもすべての加工終了時にはナマクラになってしまいました。

下の画像は、外形16mm以上の部分のブランクスの内面にうっすら格子状に織り込まれたボロンが視認できました。細いブランクスの部分ではカーボン繊維の真ん中にサンドイッチされた形で配置されていました。
IMG_0297.jpg

振出しの接合部の寸法精度を確保するためコンパウンドで摺り合わせを行います。
IMG_0087s.jpg


IMG_0102s.jpg

この摺り合わせは、金属の当たり面の加工で行われる手法と同じです。
内側と外側のブランクスの重なり寸法が、目的とする設計値に近くなってくると、コンパウンドをより細かな粒子のものに変えて摺り合わせを行います。(そうしないと内外面を削りすぎ、スポスポになり抜けてしまいますから。)
IMG_0097s.jpg

重なり部分は他の部分より強度は上がるはずです。しか内外面の密着が不十分で部分的に隙間があると重なり部分にかかる力は不均一になり、応力集中が起き破損し易くなります。

次回に、続く・・・・・。
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tag : フィッシング 改造 自作

2013-09-02 : フィッシングタックル : コメント : 0 : トラックバック : 0
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