自作・改造・修復・修理などで創意工夫することを楽しみとして実践しています。 SINCE 2010,10,24
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’99ツインパワーH分解

買ってから13年程経過した'99ツインパワー8000Hを分解してみました。
釣行後、スプールは流水に浸けこみ塩抜き、ボディーは水拭きか、海水を被った時はローター部を上向きにした状態でサッとシャワーがけ。
周囲からは、「スプールの水への浸けこみはよくない」「このタイプはシャワーがけするとベアリングがやられる・・」等々の批判をあびながら、20年来この手法を貫いてきました。
パーツリストはもちろん保存してあります。
IMG_0997_20140128004155a42.jpg

さて分解です。
マスターギアです。グリス切れはなく、グリスの汚れも見られません。
IMG_0968.jpg
IMG_0978.jpg

ボディー内部です。塩は見られず海水の侵入の痕跡は無いように見えます。
IMG_0975.jpg

摺動子とスプール軸の取り付け部に若干のアソビが見られました。
クロスギア軸が軸方向に若干アソビが見られます。クロスギアブッシュかクロスギア軸カラーあたりにヘタリか摩耗があるのかもしれません。近いうちにブッシュをベアリングに変更できるかどうかの検討をする予定です。
IMG_0972m

組み付けに際し、画像のようにローター(回転枠)側の凹溝にグリスを塗布し、ロータークラッチカバーの凸部分との間で海水の侵入をより防止する対策を施しました。若干の抵抗になるかもしれませんが、そのうち馴染むことで水の入り込まない程度のわずかな隙間ができてくるはずです。
IMG_0981.jpg

IMG_0982.jpg

ここまでの分解から確認、組み立てまで約1時間でした。
至ってシンプルな構造で長く使い続けるにはメンテナンスしやすく好感が持てました。
但し、スプールがかなり重く感じます。スプールのヘッド部分が重い。スプールリングとその上にあるアルミ製の部品(なんという名前なのでしょうか)の質量が原因のようです。
IMG_1005.jpg


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2014-01-28 : 未分類 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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'08ステラSW4000XGの防水対策

オーバーホールついでに、防水性の強化を行いました。
オーバーホールの続きです。
ベアリングの洗浄はCRC5-56を用いました。
画像左がベアリングをCRC5-56に浸けこんで洗浄しているところです。
グリスが溶け出しオイルが黄色になっています。
ベアリングには全く汚れが有りませんでした。
画像右は洗浄後、CRC6-66に浸けこみ、防錆潤滑処理をしています。
余分なオイルをウエスで拭き取ってから組み付けます。
IMG_0855a.jpg

ここから防水対策です。
ボディー内面と駆動部にはウレアグリスを塗布します。
万が一海水が浸入したときのための防食対策を兼ねています。
新型ステラSWは防水性能向上のためにシール構造がかなり改良されているようですね。
この'08ステラも防水性向上対策を施しました。
ボディーの組み合わせ面、シール部にシール用オイルコンパウンドHIVAC-Gを塗布します。
このHIVAC-Gは高真空用途の不乾性シール剤です。工業用水処理機器のシール部にも使用されています。
半透明のシリコン系のシール剤で、グリスような性状ですがグリスではありませんので潤滑には使用できません。
このシール剤の使用で、腕時計でいう生活防水程度の防水性は維持できるのではないかと考えています。
IMG_0868.jpg

IMG_0870.jpg

ボディー(本体)と本体ガードの当り面等にもHIVAC-Gを塗布しました。
IMG_0874m.jpg

内部に通じるネジ穴からの海水浸入防止と、ネジとボディーの接続部の異種金属接合による腐食対策です。
ステンレスのネジとアルミボディーの接続では、そこに水分が入り込むとその金属の電位差からわずかに電気が流れます。(電池のようなものです。)この現象でアルミは溶けていきます。
(アルミとステンレス、アルミと真鍮ではアルミが、鉄とステンレスでは鉄が溶けます。)

その溶け出したアルミは化学変化し乾燥することで白色の粉のような物質になり周囲に付着します。マグネシウムの場合も同様です。
IMG_0874.jpg

シール性をアップさせ海水を浸入しにくくしましたので、本体ガードの水抜き穴をテープで塞ぎました。
水抜き穴から海水が入ってきては意味がありませんからね。
IMG_0997.jpg

ローターの組み付けにおいても、海水が浸入しそうと思われるところにはHIVAC-Gを塗布しました。
IMG_0877.jpg

ベアリングシールにもHIVAC-Gを塗布しました。
IMG_0881.jpg

ベアリング内部にはウレアグリスを使用しますが、外面にはHIVAC-Gを塗布しました。
HIVAC-Gがベアリング内部に侵入しないように注意しました。
IMG_0879.jpg

IMG_0883.jpg
IMG_0889.jpg

アームカムバネまわりは、海水や異物浸入での腐食・摩耗対策として、ウレアグリスを塗布しました。
IMG_0890.jpg

今回の対策でベアリング内部への海水の侵入や、ギアの腐食、塩カミ等は起きないはずです。
通常、防水用のシール・パッキン類は分解の都度交換するのが一般的ですので、
新型ステラでは分解のたびに交換と防水用コンパウンドの塗布が必要なのでしょうね。

今回の防水対策ではHIVAC-Gを使用しました。これは分解とHIVAC-Gの除去が容易というメリットがありますが、海中に落としても完璧というレベルのものではありません。より防水性を高めるには乾燥硬化するとゴムのうような柔軟性のあるシール剤も使用するという手段もあります。バイクのエンジンの組み立てで新品パッキンが入手できないときに管理人は使用しています。
但し薄く均一に塗布するコツが必要なことと、分解の時にその除去が大変です。
リールでは塗装の剥離等のリスクが伴いますので覚悟が必要です。
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2014-01-26 : フィッシングタックル : コメント : 0 : トラックバック : 0
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'08ステラSW4000XGオーバーホール

オークションでスピングリールを落札しました。
シマノの'08ステラSW4000XGです。

IMG_0893.jpg

さっそく、現物確認を・・。
ベールアームの根元のアームカムバネカバーのネジを外し、中を覗き込むとグリスがたっぷり。
でも黒い。尋常ではないような・・。
綿棒を差し込みグリスを採ってみると・・・、あれ、なにかブツブツしたものがグリスに混じっています。
砂のようです。どんどん出てきます。これはちょこまかやってたのでは無理と判断し、CRC556をカバー内に注入。
すると556オイルとともに、とんでもない量の砂が出てきます。オーバーホール済みとのことでしたが出品者に問い合わせたところ、オーバーホール後1シーズン使用したとのこと。釣り具屋さんに相談したところ分解掃除するしかなさそうです。
リールのオーバーホールは初めてです。
このステラは、「精密機械だから素人が分解組み立てすると、うまく動かなくなる。性能が落ちる。故障してしまう。」等々のことをよく聞いていましたので、壊れたものならいざ知らず、買ったばかりのものを分解することに躊躇しました。
参考となるものはパーツリストのみ。

回転枠を外すと、ご覧のとおり
砂地の海底にでも落としたのでしょうか。
IMG_0823.jpg
IMG_0826.jpg

回転枠の内側もこのとおり
IMG_0822.jpg

なかなか回転枠ガードの外し方がわかりませんでしたので、回転枠に回転枠ガードとサイドのカバーを付けたまま洗浄してみました。
その後、回転枠ガードの取り外しに成功しました。
回転枠ガードは樹脂成型品で、力をかけるとたわみますので、その特性を利用して凸凹部をはめ込んでいるだけでした。
コツは、木ヘラを回転枠と回転枠ガードの間の隙間に差し込み隙間を広げるようにようにてはめ合いを外します。
金属のドライバーではガードが傷ついたり変形してしまいそうです。
この画像が取り外したアームカムバネカバーの内側です。
グリスの混じった砂はなかなかとり切れないようです。
IMG_0853.jpg

IMG_0845.jpg

音出しバネとその収納穴にも細かな砂の混じったグリスが付着しています。
IMG_0846.jpg


細かな砂がパーツの合わせ部や隙間にも付着しています。どこまで細かな砂が侵入しているかわかりません。
というわけで全分解し、パーツを超音波洗浄にかけることを決断しました。
IMG_0854.jpg

そこでネットからの情報収集を・・・・。
すると参考になるものと、おかしな情報が・・。
「回転枠ナットが逆ネジである」・・・参考になりました。
「CRCは使ってはダメ」・・・CRC556のことか?潤滑油として、CRC556使用はダメと解釈すべきでしょうね。
「パーツクリナーで洗浄」・・・これは金属以外のゴムや樹脂系の素材にはNGのはずですが・・。
 リールは小部品ばかりですし、ピッチやタールが付いているわけではなく汚れたグリスを洗浄するなら、CRC556で問題ないはずです。
グリスはシマノのリールグリススプレーを購入。感想は非常に柔らかいグリスのようです。所詮手動で動かす機械ですし、高速、重荷重というわけでもないので市販の耐水性、防錆効果のあるもので良さそうです。
グリスは異なる種類のものとの混合は禁物です。僕はリールの長寿命化を第一に考え、耐水性、安定性、異種グリスとの混合による劣化リスクから、ウレアグリスをメインで使用することにします。

次回へ続く。
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2014-01-15 : フィッシングタックル : コメント : 0 : トラックバック : 0
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釣り竿用チタンガイドの質量

チタン製のガイドを使用すると、竿の特性がどのくらい変わるのか?
チタンの密度は4.5~5.0g/cm3、ステンレスは7.9g/cm3。
これが1cm3の体積の金属を使っていれば3g程度の差があるということ。
ガイドに使用している金属の体積が多ければ、軽量効果は大きくなる。
大口径ガイドだと金属量が多く、その軽量効果も大きい。
しかし大口径ガイドは手元に近い位置に取り付ける関係から、体感効果は少ないように思える。
ティップ部のガイドの軽量化はキャスト後等の穂先の揺れの振幅が小さくなる、また揺れの収まりが速くなる等の振幅抑制効果が期待できる。さらに手元から遠いため、質量差以上の軽量化を体感できるのかも知れない。

というわけで、ティップ用のチタン製のガイドを購入しました。
FujiのトップガイドT-MNSTの6-1.8とT-KTSG-6

チタン製トップガイドT-MNSTです。(リングサイズは6)
トップガイドに小さな「T」の刻印が見られます。
IMG_0804.jpg

チタンはフレームのみに使われパイプ部はステンレス製だそうです。
質量は0.4gでした。オールステンレス製は何グラムなのでしょう。ご存知の方は教えてください。
IMG_0818.jpg

左がチタン製チタン製T-KTSG-6、右がステンレス製EKTSG-6です。
チタン製には「T」の刻印が見られます。かなり小さく薄い刻印のため、わかりにくいです。
IMG_0813.jpg

チタン製T-KTSG-6です。(リングサイズは6)
この電子ハカリでは計測不能です。0.1g未満ということになります。
IMG_0807.jpg

ステンレス製EKTSG-6です。(リングサイズは6)
これも電子ハカリでは計測不能で、0.1g未満ということになります。
IMG_0809.jpg

チタン製とステンレス製を合わせて計測してみました。
これでも電子ハカリでは計測不能で、2個でも0.1g未満ということになります。
1個平均でも0.05gに満たないといことです。
チタン製トップガイドの質量が0.4gあるということを考えると、ステンレス製のKTガイドはかなり軽いように思えます。
IMG_0816.jpg

チタン製ガイドは、ティップ部がかなり軽くかつ柔らかい竿でないと、効果がわかりにくいように思えてきました。
ヘビーやミディアムへビークラスのルアーロッドでは、「錆びにくい」という以外、メリットは少ないのでは?



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2014-01-09 : フィッシングタックル : コメント : 0 : トラックバック : 0
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レコードプレイヤーDP-67L再調整

先日の夜の「エラート・オーディオ・チェック'78」での音響テストで、低音域の30kHzが聴こえるような聴こえないような感じでしたので、本日昼間に針圧を標準値の1.5gから1.25gに暫定的に変更し、適正音量でチェックしてみました。
針圧は、以前のトーンアームであるオーディオクラフト製AC-300では軽めの1gでノイズが少なくお気に入りの音を出していました。このトーンアームは、一点支持のオイルダンプ式でしたのでレスポンスが良く、カートリッジの性能を軽針圧で引き出せていました。
これがAC-300です。昨年オーバーホールしダンピングオイルも信越シリコン製のものを入手したのですが、もう使用することもないので、オークションで処分する予定です。
201401051918309b1.jpg

20140105191829fa4.jpg

またカートリッジのAT-33ML自体も標準より軽めのセッティングが良いとの評判が有ったと記憶しています。

20140105193242052.jpg

20140105193243da1.jpg

結果は、あっさり聴こえました。30Hzは空気の震えるような音、「振動」です。
まだ、アームの調整を気合いを入れてやったわけではありませんが、家族が使うには一応OKでしょう。
反りのあるレコードに対する追従性はAC-300の方が良いように思えます。
改善可能かどうか、一度気力の充実している時に、アームを分解しレストアにチャレンジしてみたいと思います。
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2014-01-05 : オーディオ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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レプラホーン

Author:レプラホーン
家具の製作から、バイクのレストアや腕時計の修理、工作機械の改造まで、これまでのノウハウを駆使して実践しています。

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