marie claireのバッグのリペア
先日我が家で、「断捨離(だんしゃり)」を実行しました。
不要・不適・不快なモノを、文字通り、断ち・捨て・離れ
引き算の解決方法によって停滞を取り除き、身の回りを簡単、明快にしていくことのようです。
といっても、性格的になかなか捨てられない僕と、使わなくなっものは何でも捨ててしまう奥さん。
僕は思い切って、本、マニュアル、再生予備軍のPC機器等を。
奥さんは大きなゴミ袋の中に、洋裁関係のハギレとかを詰め込んでいます。
燃えるゴミとして出すようです。
結構なボリュームで、中を覗き込むと・・・・、あれ?
これは、僕が数年前高島屋の初売りで買ってあげたmarie claireのバッグ。

奥さん:「結構傷んできたから、見苦しくてもう使えないの」

確かに角などが擦り切れています。
奥さん:「自転車の前のカゴに入れたりしてたら、こうなったの」

皮製品は油脂分が不足してくると、人の肌と同様、擦り傷が付きやすくなります。
まぁー、普段使いのバッグのようですから・・・。

平面部分の皮はあまり傷んでいないようですので、簡単にリペアできそうです。


#2000の耐水サンドペーパーで、荒れた皮の表面を研磨します。

補修用の塗料は、補修部分の擦り切れが激しいため、顔料系としました。
ベージュをベースとして、黒と茶で調色しました。
ベージュは自宅にあった水性のアクリル絵具。
黒、茶は布用の水性顔料。どちらもホームセンターで入手できるものです。
サンドペーパーをかけた部分には、薄めの色で塗ります。

筆で塗っていきます。

多少厚めに表面の凸凹を埋めていく感じです。

乾く前に、水で湿らせた布で軽く余分な顔料を拭き取ります。
乾いてしまうと、とれません。その場合は水性塗料専用の薄め液か、アルコールで素早く軽くふき取ります。

皮の色に合わせ、塗料を調色します。
今度は、水でかなり薄め、塗っていきます。色の濃淡を合わせるため、何度か塗り重ねていきます。

こんな感じでしょうか。よく見ないとリペアしたことがわからないくらいになりました。

塗ったところの光沢が他の部分とマッチすように、レザーコートをウエスに含ませ薄く塗り重ねて完成です。
ままり塗りすぎると不自然で安っぽく見えていまします。




完成したものを奥さんに見せました。
「きれいになったわねぇー。これじゃー買ってもらえないねぇー、あぁーあ。」
FC2ノウハウ
不要・不適・不快なモノを、文字通り、断ち・捨て・離れ
引き算の解決方法によって停滞を取り除き、身の回りを簡単、明快にしていくことのようです。
といっても、性格的になかなか捨てられない僕と、使わなくなっものは何でも捨ててしまう奥さん。
僕は思い切って、本、マニュアル、再生予備軍のPC機器等を。
奥さんは大きなゴミ袋の中に、洋裁関係のハギレとかを詰め込んでいます。
燃えるゴミとして出すようです。
結構なボリュームで、中を覗き込むと・・・・、あれ?
これは、僕が数年前高島屋の初売りで買ってあげたmarie claireのバッグ。

奥さん:「結構傷んできたから、見苦しくてもう使えないの」

確かに角などが擦り切れています。
奥さん:「自転車の前のカゴに入れたりしてたら、こうなったの」

皮製品は油脂分が不足してくると、人の肌と同様、擦り傷が付きやすくなります。
まぁー、普段使いのバッグのようですから・・・。

平面部分の皮はあまり傷んでいないようですので、簡単にリペアできそうです。


#2000の耐水サンドペーパーで、荒れた皮の表面を研磨します。

補修用の塗料は、補修部分の擦り切れが激しいため、顔料系としました。
ベージュをベースとして、黒と茶で調色しました。
ベージュは自宅にあった水性のアクリル絵具。
黒、茶は布用の水性顔料。どちらもホームセンターで入手できるものです。
サンドペーパーをかけた部分には、薄めの色で塗ります。

筆で塗っていきます。

多少厚めに表面の凸凹を埋めていく感じです。

乾く前に、水で湿らせた布で軽く余分な顔料を拭き取ります。
乾いてしまうと、とれません。その場合は水性塗料専用の薄め液か、アルコールで素早く軽くふき取ります。

皮の色に合わせ、塗料を調色します。
今度は、水でかなり薄め、塗っていきます。色の濃淡を合わせるため、何度か塗り重ねていきます。

こんな感じでしょうか。よく見ないとリペアしたことがわからないくらいになりました。

塗ったところの光沢が他の部分とマッチすように、レザーコートをウエスに含ませ薄く塗り重ねて完成です。
ままり塗りすぎると不自然で安っぽく見えていまします。




完成したものを奥さんに見せました。
「きれいになったわねぇー。これじゃー買ってもらえないねぇー、あぁーあ。」
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プリメインアンプPM-94
新年明けましておめでとうございます。
何か更新するネタは・・・と画像を整理中に、オーディオアンプの内部掃除と修理をした時の画像が見つかりました。
Marantz PM-94というこのプリメインアンプ、約25年前のメーカーの発表直後に秋葉原の電気店で注文し、2週間後に送られてきた記憶があります。
クォーターA回路というものを採用し、最大出力の1/4までは完全な純A級動作するというものです。
電源を入れて待機状態だと、常に35W+35W分の発熱があり、音楽を聞いている時はスピーカーへの出力分、発熱が減るという今のエコ時代に逆行するような特性のアンプなのです。 内部にホコリが溜まってくると放熱特性も悪くなり、電子部品の劣化が早くなるという悪循環にもなります。実は子供が小さいころ、アンプの上に絵本を置き、勝手にスイッチを入れっぱなししていたため、かなりの高温になり故障しメーカー修理に出したということ経験があります。修理に出す前に内部を解放したところ、ホコリが焦げていたのを目撃しました。
それ以降、冷却には気を使っていました。
さらに重量は23kg、今の時代にそぐわないこの重さは、一般家庭で使うには移動にも少々根性のいるようなしろものでした。なんせ、分解のために片側も持ち上げようものなら、一方のインシュレータに荷重が集中し、シャーシーがひずんでくるという思いもしなかったことが起きました。
実はカセットデッキという陳腐化した機器で録音をすると、どうも左右の音量レベルおかしいという現象が10年程前に起き、あまり録音することもなかったのでそのまま放置していました。
修理のきっかけは、オーディオラックの製作ついでに、もろもろの問題点の解消と埃の掃除。
カセットデッキをTAPE2に繋ぐと問題なく録音再生できるので、TAPE1出力時に信号が減衰しているということまではわかりました。 (オーディオラックの製作は、こちら)
当初はコネクタの接触不良か半田不良、配線の断線しかけなどを予想し配線を追いかけチェックしたのですが、スイッチパネルあたりで、断念。これ以上は本格的に解体せねばならずシャーシーを横に立てたりしなければならず、固定治具なしではひずませるリスクが生じてきたのです。。
結局カセットデッキをTAPE1接続からTAPE2接続に変更することで問題を解消しました。
例のごとく、その詳細過程がわかる画像はありません。なんせ、組み立て手順がわからなくなった時のために参考に見るつもりで記録した画像ですので。<(_ _)>
内部の掃除後の画像です。掃除前は、綿ボコリで内部は一面灰色の世界でした。冷却させるためには空気の流れが必要です。その空気にホコリが含まれているため、このようになってしまいます。それを防止するにはホコリの少ない空気で冷却すればいいのですが、不織布等をフィルターとして使うことは、空気の流れを阻害するためNGということは予想がつきます。
そこで、ラック側で工夫しホコリの侵入を抑えることにしたのです。
バックパネルのコネクタ接続部のサビ等は研磨で落とし、「メッキごっこ」で金メッキを施しました。未使用端子はビニールチューブでカバーし、表面劣化を防止しています。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
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