フライスベースの改良
フライスのベースを改良するために、ディスクサンダーでまず塗料を剥がしました。
塗装は、錆止め(茶)- パテ(白)-上塗り(黒)の順で行われており、このパテ厚いところでは0.5~1mm位ありました。けっこう硬いパテでした。
鉄鋳製のベースの地肌は、かなり荒く砂型から出したそのまま・・・という感じでした。
それを切削砥石とサンドペーパーをサンダーに取り付け面をおおよそ整えていきます。
肌が粗くへこみに付着している塗料はブラシワイヤーで除去しました。
次に面精度を整える下処理としてI型直定規で隙間の大きさを見ながら凸部分を削っていきます。
シックネスゲージを使いながら100μm以内の面精度になるくらいまで仕上げていきました。

ベースのテーブル摺動部は、傷と錆防止のため表面シール材(画像の青いところ)で保護しています。
この表面シール材は金属用のスプレー式で乾くとフィルム状になり、後から簡単に指で剥がせます。



この後、コラムの固定に関係する部分の面精度を上げていきます。
大型のフライスで加工すれば、もっと簡単のはずですが、
そういうものはありませんので、手研磨で仕上げいく予定です。

FC2ノウハウ
塗装は、錆止め(茶)- パテ(白)-上塗り(黒)の順で行われており、このパテ厚いところでは0.5~1mm位ありました。けっこう硬いパテでした。
鉄鋳製のベースの地肌は、かなり荒く砂型から出したそのまま・・・という感じでした。
それを切削砥石とサンドペーパーをサンダーに取り付け面をおおよそ整えていきます。
肌が粗くへこみに付着している塗料はブラシワイヤーで除去しました。
次に面精度を整える下処理としてI型直定規で隙間の大きさを見ながら凸部分を削っていきます。
シックネスゲージを使いながら100μm以内の面精度になるくらいまで仕上げていきました。

ベースのテーブル摺動部は、傷と錆防止のため表面シール材(画像の青いところ)で保護しています。
この表面シール材は金属用のスプレー式で乾くとフィルム状になり、後から簡単に指で剥がせます。



この後、コラムの固定に関係する部分の面精度を上げていきます。
大型のフライスで加工すれば、もっと簡単のはずですが、
そういうものはありませんので、手研磨で仕上げいく予定です。

FC2ノウハウ
- 関連記事
-
- フライスのコラム改良 (2010/11/29)
- フライスのコラム分解 (2010/10/30)
- フライスベースの改良2 (2010/10/30)
- フライスベースの改良 (2010/10/24)
- フライスを改良 (2010/10/24)
スポンサーサイト
フライスを改良
ネットオークションで2009年8月に入手した新品のフライス。
そのままでは高精度加工は期待できないものの、ネットで情報収集したところ、調整すれば20μm程度の加工精度は可能。
改造すれば10μm以下の精度も実現できるとのこと。

主軸 : テーパーMT3
エンドミル能力 : 16ミリ
ドリル能力 : 16ミリ
Y軸(左右)移動量 : 300ミリ
X軸(前後)移動量 : 130ミリ
Z(上下)軸移動量 : 180ミリ
テーブルサイズ : 460ミリ x 112ミリ
テーブル主軸距離 : 220ミリ
主軸速度 : 0~2500RPM 無段変速
Z軸微動送り : ダイアル目盛 0.025ミリ
さび止めを洗浄し試運転を行ったところ、テーブルの送りはハンドルが重い。
改造しよう。そう思ってから、早1年2ヶ月。
加工時のブレも気になるし、当初から残っていたと思われるキリコも結構落ちている。
ということで、ついに分解開始。
テーブルとコラムです。↓
養生用の厚さ8mm程度の古紙再生ボード(ホームセンターで約300円で購入)の上で作業しました。

ヘッドです。↓

ベッドです。↓
ネジが固いので調べてみると、キリコがザクザク。ネジもうまく切れていませんでした。
タップでネジ穴の切り直しです。
コラムを固定する座の、ベースの取り付け面はディスクサンダーで削ったままというような呆れた仕上げでした。

分解した後には、たくさんのキリコが・・・・・。
(養生ボードの上に新聞を敷き、その上に落ちたキリコです。)

ベッドの裏側です。↓
塗料がポタポタと付着しています。これでは水平が取りにくいし安定しませんね。

とりあえずベースの改良から始めるので、他のパーツは防錆剤CRC336をスプレーし、ラップを巻いて保存しています。

FC2ノウハウ
そのままでは高精度加工は期待できないものの、ネットで情報収集したところ、調整すれば20μm程度の加工精度は可能。
改造すれば10μm以下の精度も実現できるとのこと。

主軸 : テーパーMT3
エンドミル能力 : 16ミリ
ドリル能力 : 16ミリ
Y軸(左右)移動量 : 300ミリ
X軸(前後)移動量 : 130ミリ
Z(上下)軸移動量 : 180ミリ
テーブルサイズ : 460ミリ x 112ミリ
テーブル主軸距離 : 220ミリ
主軸速度 : 0~2500RPM 無段変速
Z軸微動送り : ダイアル目盛 0.025ミリ
さび止めを洗浄し試運転を行ったところ、テーブルの送りはハンドルが重い。
改造しよう。そう思ってから、早1年2ヶ月。
加工時のブレも気になるし、当初から残っていたと思われるキリコも結構落ちている。
ということで、ついに分解開始。
テーブルとコラムです。↓
養生用の厚さ8mm程度の古紙再生ボード(ホームセンターで約300円で購入)の上で作業しました。

ヘッドです。↓

ベッドです。↓
ネジが固いので調べてみると、キリコがザクザク。ネジもうまく切れていませんでした。
タップでネジ穴の切り直しです。
コラムを固定する座の、ベースの取り付け面はディスクサンダーで削ったままというような呆れた仕上げでした。

分解した後には、たくさんのキリコが・・・・・。
(養生ボードの上に新聞を敷き、その上に落ちたキリコです。)

ベッドの裏側です。↓
塗料がポタポタと付着しています。これでは水平が取りにくいし安定しませんね。

とりあえずベースの改良から始めるので、他のパーツは防錆剤CRC336をスプレーし、ラップを巻いて保存しています。

FC2ノウハウ
- 関連記事
-
- フライスのコラム改良 (2010/11/29)
- フライスのコラム分解 (2010/10/30)
- フライスベースの改良2 (2010/10/30)
- フライスベースの改良 (2010/10/24)
- フライスを改良 (2010/10/24)