ダマスカス山遊鉈のカスタム化
手に入れた「ダマスカス山遊鉈(さんゆうなた)」でもなんとなく、違和感を感じていました。
それは木製の鞘(さや)。
普通のナタであれば気にならないのでしょうが、このナイフ(鉈)には、ちょっとマッチングしないような・・。

そこでこの鞘をカスタム化しました。
全て手加工で仕上げました。
角をカンナとヤスリで落とし滑らかな形にし、サンドぺパーの#1500で仕上げました
そして、染料で色も変えてみました。
ナイフのグリップとうまくマッチしたのではないかと思います。

下の画像は鞘を整形しなおし、染料で染め直した後のものです。
染料は、皮革用の水性のものを好みの色を調合し、赤系、茶系、薄い黒と塗り重ね乾燥後、再度サンドペーパーで表面を浅く不均一に削り、また染めるという繰り返し作業を行っています。
染めの仕上げは油性のブラウン系の油性ステイン(木用)を用いました。
油性ステインは半乾きの状態で、柔らかい布で刷り込みようにふき取っていきます。
こうすることで、塗りムラがなくなり木目を活かしたきれいな染色ができます。
仕上がりは気に入っているのですが、このままでは水分や汚れが付きやすいので
防汚コーチングを施すことにしました。

下の画像が防汚コーチング仕上げ後です。
このコーティングは、ルアーフィッシング用のロッドのコルクグリップの劣化と汚れ防止目的で独自開発した丸秘のコーティング剤です。
このコーティングを施したコルクグリップは、コルク表面の柔軟性はほぼ変わらず、また濡れても若干水分を通すことで滑りにくくなるという特徴を持っています。ウレタン系塗料、エポキシ系塗料とは異なるものです。

ご質問がありましたら、コメント覧からお受けします。
ここで購入できます。↓
メーカーリンクです。↓

おわり。
それは木製の鞘(さや)。
普通のナタであれば気にならないのでしょうが、このナイフ(鉈)には、ちょっとマッチングしないような・・。

そこでこの鞘をカスタム化しました。
全て手加工で仕上げました。
角をカンナとヤスリで落とし滑らかな形にし、サンドぺパーの#1500で仕上げました
そして、染料で色も変えてみました。
ナイフのグリップとうまくマッチしたのではないかと思います。

下の画像は鞘を整形しなおし、染料で染め直した後のものです。
染料は、皮革用の水性のものを好みの色を調合し、赤系、茶系、薄い黒と塗り重ね乾燥後、再度サンドペーパーで表面を浅く不均一に削り、また染めるという繰り返し作業を行っています。
染めの仕上げは油性のブラウン系の油性ステイン(木用)を用いました。
油性ステインは半乾きの状態で、柔らかい布で刷り込みようにふき取っていきます。
こうすることで、塗りムラがなくなり木目を活かしたきれいな染色ができます。
仕上がりは気に入っているのですが、このままでは水分や汚れが付きやすいので
防汚コーチングを施すことにしました。

下の画像が防汚コーチング仕上げ後です。
このコーティングは、ルアーフィッシング用のロッドのコルクグリップの劣化と汚れ防止目的で独自開発した丸秘のコーティング剤です。
このコーティングを施したコルクグリップは、コルク表面の柔軟性はほぼ変わらず、また濡れても若干水分を通すことで滑りにくくなるという特徴を持っています。ウレタン系塗料、エポキシ系塗料とは異なるものです。

ご質問がありましたら、コメント覧からお受けします。
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おわり。
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ダマスカス山遊鉈
注文していた物がやっと届きました。
高知のトヨクニというメーカーの「土佐鍛 ダマスカス山遊鉈 漆黒作り」というナイフです。
伝統の土佐刃物を作っているメーカーでハンマーで何度も打ち鍛えた鉄を使ったナイフで、
漆黒作りというのは、金属表面を酸化させ南部鉄器のような黒色に仕上げているというものです。
洋式ナイフとは異質な、質実剛健さを感じさせる和式ナイフです。
作者の銘も入っています。
鉄はダマスカス鋼とありますが、これは有名な伝説の「ダマスカス鋼」ではないようです。
ダナスカス鋼風の鋼を使っているといのが正確な表現でしょう。実際、伝説のダマスカス鋼は、一部に現存しているものの、その製法は科学の進んだ現代でも解明されておらず、作ることが未だできていないと言われています。
さてこれを何に使うか。
実は、以前から釣り場で、魚を解体する刃物を探してしました。
ハマチ等の大きい魚だと、普通のナイフではなかなか手こずりますし、きれいにさばけません。
実はこれ、ナタだそうです。
刃物にはあまり詳しくないのですが、枝打ちや雑草払いにも使えるようです。
(全ての画像はクリックすると拡大画像になります。)
エアキャップで包まれて紙箱に入っていました。

木の鞘が付いています。
ナイフの固定はベルト式です。脱着がちょっと面倒。
でも簡単で、誤ってナイフが出てしまうようだと危険ですね。

刃の長さは18cmです。


「晶之作」という銘が入っています。
刃に波紋が見られます。(クリックすると拡大画像になります。↓)


樫の木の柄は握りやすい形状でステインで褐色に仕上げられています。
ピストルのグリップのように滑り止めの加工が施されています。

あまりにもいい仕上げなので、海で使うことに躊躇しています。
ここで購入できます。↓
メーカーリンクです。↓

高知のトヨクニというメーカーの「土佐鍛 ダマスカス山遊鉈 漆黒作り」というナイフです。
伝統の土佐刃物を作っているメーカーでハンマーで何度も打ち鍛えた鉄を使ったナイフで、
漆黒作りというのは、金属表面を酸化させ南部鉄器のような黒色に仕上げているというものです。
洋式ナイフとは異質な、質実剛健さを感じさせる和式ナイフです。
作者の銘も入っています。
鉄はダマスカス鋼とありますが、これは有名な伝説の「ダマスカス鋼」ではないようです。
ダナスカス鋼風の鋼を使っているといのが正確な表現でしょう。実際、伝説のダマスカス鋼は、一部に現存しているものの、その製法は科学の進んだ現代でも解明されておらず、作ることが未だできていないと言われています。
さてこれを何に使うか。
実は、以前から釣り場で、魚を解体する刃物を探してしました。
ハマチ等の大きい魚だと、普通のナイフではなかなか手こずりますし、きれいにさばけません。
実はこれ、ナタだそうです。
刃物にはあまり詳しくないのですが、枝打ちや雑草払いにも使えるようです。
(全ての画像はクリックすると拡大画像になります。)
エアキャップで包まれて紙箱に入っていました。

木の鞘が付いています。
ナイフの固定はベルト式です。脱着がちょっと面倒。
でも簡単で、誤ってナイフが出てしまうようだと危険ですね。

刃の長さは18cmです。


「晶之作」という銘が入っています。
刃に波紋が見られます。(クリックすると拡大画像になります。↓)


樫の木の柄は握りやすい形状でステインで褐色に仕上げられています。
ピストルのグリップのように滑り止めの加工が施されています。

あまりにもいい仕上げなので、海で使うことに躊躇しています。
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