フライスの部品改良
行方不明になっていた画像が見つかりましたので紹介します。
フライスの各パーツの部分修正後、塗装したものです。

塗料を全て剥離させ、亜鉛めっき塗料を下地としてカラー塗装しました。

尚、テーブルは溝の部分だけ亜鉛めっき塗装をしています。

コラムの垂直固定用のロックピンです。
購入直後のものは切粉が多く、動かなものがほとんどと聞きました。
分解掃除しグリスアップしました。
汚れが固着し結構時間がかかりました。

固定等のピンが出た状態

固定等のピンが出た状態
コラム後部のロレットを引き、回すとロック解除の状態になりコラムを傾けることができます。

固定等のピンを引き込んだ状態

コラムを組み立てた状態です。

完全組み上げまでサビ防止のため、薄めた亜鉛めっき塗料で金属露出部をコーティングしています。

各部の動きはスムーズでぶれもなくなりました。
フライスの各パーツの部分修正後、塗装したものです。

塗料を全て剥離させ、亜鉛めっき塗料を下地としてカラー塗装しました。

尚、テーブルは溝の部分だけ亜鉛めっき塗装をしています。

コラムの垂直固定用のロックピンです。
購入直後のものは切粉が多く、動かなものがほとんどと聞きました。
分解掃除しグリスアップしました。
汚れが固着し結構時間がかかりました。

固定等のピンが出た状態

固定等のピンが出た状態
コラム後部のロレットを引き、回すとロック解除の状態になりコラムを傾けることができます。

固定等のピンを引き込んだ状態

コラムを組み立てた状態です。

完全組み上げまでサビ防止のため、薄めた亜鉛めっき塗料で金属露出部をコーティングしています。

各部の動きはスムーズでぶれもなくなりました。
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ダマスカス山遊鉈のカスタム化
手に入れた「ダマスカス山遊鉈(さんゆうなた)」でもなんとなく、違和感を感じていました。
それは木製の鞘(さや)。
普通のナタであれば気にならないのでしょうが、このナイフ(鉈)には、ちょっとマッチングしないような・・。

そこでこの鞘をカスタム化しました。
全て手加工で仕上げました。
角をカンナとヤスリで落とし滑らかな形にし、サンドぺパーの#1500で仕上げました
そして、染料で色も変えてみました。
ナイフのグリップとうまくマッチしたのではないかと思います。

下の画像は鞘を整形しなおし、染料で染め直した後のものです。
染料は、皮革用の水性のものを好みの色を調合し、赤系、茶系、薄い黒と塗り重ね乾燥後、再度サンドペーパーで表面を浅く不均一に削り、また染めるという繰り返し作業を行っています。
染めの仕上げは油性のブラウン系の油性ステイン(木用)を用いました。
油性ステインは半乾きの状態で、柔らかい布で刷り込みようにふき取っていきます。
こうすることで、塗りムラがなくなり木目を活かしたきれいな染色ができます。
仕上がりは気に入っているのですが、このままでは水分や汚れが付きやすいので
防汚コーチングを施すことにしました。

下の画像が防汚コーチング仕上げ後です。
このコーティングは、ルアーフィッシング用のロッドのコルクグリップの劣化と汚れ防止目的で独自開発した丸秘のコーティング剤です。
このコーティングを施したコルクグリップは、コルク表面の柔軟性はほぼ変わらず、また濡れても若干水分を通すことで滑りにくくなるという特徴を持っています。ウレタン系塗料、エポキシ系塗料とは異なるものです。

ご質問がありましたら、コメント覧からお受けします。
ここで購入できます。↓
メーカーリンクです。↓

おわり。
それは木製の鞘(さや)。
普通のナタであれば気にならないのでしょうが、このナイフ(鉈)には、ちょっとマッチングしないような・・。

そこでこの鞘をカスタム化しました。
全て手加工で仕上げました。
角をカンナとヤスリで落とし滑らかな形にし、サンドぺパーの#1500で仕上げました
そして、染料で色も変えてみました。
ナイフのグリップとうまくマッチしたのではないかと思います。

下の画像は鞘を整形しなおし、染料で染め直した後のものです。
染料は、皮革用の水性のものを好みの色を調合し、赤系、茶系、薄い黒と塗り重ね乾燥後、再度サンドペーパーで表面を浅く不均一に削り、また染めるという繰り返し作業を行っています。
染めの仕上げは油性のブラウン系の油性ステイン(木用)を用いました。
油性ステインは半乾きの状態で、柔らかい布で刷り込みようにふき取っていきます。
こうすることで、塗りムラがなくなり木目を活かしたきれいな染色ができます。
仕上がりは気に入っているのですが、このままでは水分や汚れが付きやすいので
防汚コーチングを施すことにしました。

下の画像が防汚コーチング仕上げ後です。
このコーティングは、ルアーフィッシング用のロッドのコルクグリップの劣化と汚れ防止目的で独自開発した丸秘のコーティング剤です。
このコーティングを施したコルクグリップは、コルク表面の柔軟性はほぼ変わらず、また濡れても若干水分を通すことで滑りにくくなるという特徴を持っています。ウレタン系塗料、エポキシ系塗料とは異なるものです。

ご質問がありましたら、コメント覧からお受けします。
ここで購入できます。↓
メーカーリンクです。↓
おわり。
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本革製品の色落ちリペアツール
有ると便利な皮製品の色落ちリペアツールを紹介します。
染料です。
色を混ぜて色合わせをします。
顔料系と混ぜて色合わせすることも可能です。
靴用の水性タイプを使用するときでも色合わせに混ぜて使えます。
但し、油性系との混合はできませんので注意してください。
レザークラフト仕上げ剤 レザーコート(アクリル系仕上剤)
皮の風合いを生かした、やわらかな光沢に仕上がります。
光沢を失った部分に塗ることで風合いを回復します。
水溶性で、水で薄めて光沢を調整します。
木工用ボンド(白いタイプ)をアルコールか水で薄めて代用できます。
染料です。
色を混ぜて色合わせをします。
顔料系と混ぜて色合わせすることも可能です。
靴用の水性タイプを使用するときでも色合わせに混ぜて使えます。
但し、油性系との混合はできませんので注意してください。
![]() レザー用染料 クラフト染料 12色セット |
レザークラフト仕上げ剤 レザーコート(アクリル系仕上剤)
皮の風合いを生かした、やわらかな光沢に仕上がります。
光沢を失った部分に塗ることで風合いを回復します。
水溶性で、水で薄めて光沢を調整します。
![]() レザークラフト仕上げ剤 レザーコート(アクリル系仕上剤) |
木工用ボンド(白いタイプ)をアルコールか水で薄めて代用できます。
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バイクのスポーク再生
分解したスポークはこんな感じです。
これからさび落としです。

クエン酸でサビを落としています。

さび落とし後、亜鉛めっき塗料で塗装しました。



亜鉛めっき塗装したものを再びクエン酸で処理します。
酸による暴露テストみたいなものですが、これで早期安定化につながります。

液がすこし黄色っぽくなってきました。亜鉛が溶け出しています。

スポークも全て処理します。
発生してくる泡は水素だと思います。

左から順に、
1.酸処理のみ
2.アルミ箔で擦ったもの。
3.#2000のサンドペーパーで軽く擦ったもの
4.#2000のサンドペーパーで軽く擦り、コンパウンドで、簡単に研磨したもの
5.同上
金属の光沢が出ているのがわかりますか?まさしく金属亜鉛の光沢なのです。

亜鉛めっき塗料シルバー(アルミ含有)で上塗りし自然乾燥24時間後、ハロゲンランプで60℃乾燥しました。

これを先ほどと同じように研磨していくと、今度はアルミの光沢がでてきますが、カラーホイールの色に合わせてゴールドに塗装する予定です。
その作業は組み付け前にすることにして、このまま1週間乾燥させ保管しています。
ちなみに、下の画像は屋外保管の4年前にレストアしたバイクTLMのもので、亜鉛めっき塗料(シルバー)で塗装しただけのものですが、サビは一切発生しておりません。

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バイクTLMのハブレストア
数年前、スペアとしてフロントホイールハブを入手するために、オークションで中古のフロントホイールを落札し分解保管していました。



ベアリングを抜き取ります。



内径は110.03mm、仕様限界は111mmですから問題ありませんでした。(画像のノギスの値は関係ありません)

汚れとサビを落とすため、ハブとスポークは灯油に1ヶ月ほど浸て放置していました。
大した効果はありませんでしたが・・・・。


ワイヤーブラシでは素材のアルミが摩耗してしまうので、剥離剤で塗料を落としました。
もともとの素材表面の荒れと傷は、#1000のサンドペーパーで手研磨しました。

耐熱200℃のエポキシ系の亜鉛めっき塗料で下塗りします。これは経年劣化によるアルミの腐食を防止するためです。
文献等では、アルミには適さないとありますが、エンジン等ですでに4年近い実績から自分は純正新品以上に腐食しにくいと思っています。ただ上塗りまでに1ヶ月以上の期間をおいています。


耐熱200℃の艶あり黒で塗装し、自然乾燥で4時間。
その後ドライヤーで60℃加熱15分。
その後、オーブンレンジで140℃、15分加熱しました。
この塗料、Top-HeaTという商品名ですが、数年前に購入したものより、乾きがいいような気がします。

塗装品質は、純正の新品以上・・・かな?

スペアのフロントホイールに組み付ける予定です。

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